龍さまのお気持ち。

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当事者としての精神保健福祉士国家試験

タイトルの通り、自分は双極性障害Ⅱ型の精神保健福祉手帳2級の障害当事者です。

関東の地方で生まれ、家業は自営業で何不自由無く育てて頂き、高校・大学と私立に行かせてもらいました。

仕事では数回転職していますが、基本的にはエンジニアでした。正社員として最後に在籍していた企業では最後は管理職までさせてもらいました。

 

しかし、元々そうだったのかと思うような気分のジェットコースターみたいなものを感じ、仕事をしていました。明らかに仕事が絶好調と思えるときは、いわゆる軽躁状態であったりして、仕事の結果も昇進・社長賞を複数回経験しました。でも悲しいかな、1度上がると、急降下するこの障害は数回の休職クラスの鬱もやってきてしまします。

エンジニア時代は、自分の興味ある分野ということもあり頭がキレッキレだったと今も回想します。また管理職時代は課員のメンタルヘルス問題に悩ませれました。自分のメンタルヘルス問題もままならないのに、どうしたらいいんだとあれやこれやとエンジニア気質で調査研究し始めました。

そして要領がよい方法としてメンタルヘルスマネジメント検定の勉強をはじめました。

コーピングや認知行動療法の初歩的な知識を組織の中の実践で使用してみたいと考えたのです。部下との面談を何回も何回も行うとき、メンタルヘルスマネジメント検定で得た知識を使いました。ちなみにⅡ種のラインケア、Ⅲ種のセルフケアと組織と自分用を取得し実践しました。そうしていると案外、相性がよかったのか部内調整や雰囲気の改善、離職率の圧倒的削減の結果がでました。

でもセルフケアだけは全然無理でした。障害の状況は深刻になり、頻繁に休職→復帰→休職を繰り返すようになっていきました。

鬱で休職しているとき、自分の遍歴を振り返り今の組織の為にこの状況で迷惑はかけられない、この最近覚えた面談技術、かっこよく言えばカウンセラーのようなことを、もっと使えないだろうかと考えました。完全に自己満足で承認欲求の塊でです。

そこでツイッターでフォローしているかたが精神保健福祉士になられたことを知りました。なんかわからないですが、不適当ですが、「なんか格好いいな」と思ってしましました。

その後精神保健福祉士のことについて調べました。そして決めました。人生セカンドステージ、人生2毛作には、この資格をベースにしてみたいと。これは人を助ける、アドバイスする、支援するという自分が他人に喜ばれることをすることで、自己承認を満たし、自己満足することなんです。綺麗事で当事者を助けたいとかおこがましいです。

何度もいいますが、結局自分のためなんです。満たされないものを対人を使い、満たしたいと言う、超絶気味の悪い、根性の悪いことをするために、40代前半から勉強をはじめました。

なので、以前のブログにも書きましたが、受験に1度失敗しています。舐めてました。お灸を据えられ、障害があるなか、再受験するか根性が試されました。

結果、2021年、不合格が決まった瞬間(正確には試験終了直後)から、勉強法を見つめ直し「勉強」というものを真剣に生まれて初めて経験しました。申し訳ないですが大学受験より真剣にやりました。

 

 

 

 

結果:◎

燃え尽きた感もあり、合格してもめちゃくちゃ嬉しくもありません。

今後、対人支援の仕事、就労支援、障害者支援、放課後デイサービスあたりを中心に経験を積みながら活動できたらなと思っています。厚かましいですが、僕の人生の恩返しです。

まだ何も決まってませんが、生存報告がてらにブログを書かせて頂きました。