AC-アルバム①
アダルトチルドレンの概要を理解する為に本を読んでいます。
私ってアダルトチルドレンだったの? マンガでわかる こころを癒すセラピー
- 作者: 阿部ゆかり
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2016/08/24
- メディア: 単行本
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まだ読み途中ですが、気になる記述が有りました。
辛かったり、痛かったりしても、
「こんなの誰もが経験することだ。こんなことでつまずいていたら、何でも問題だらけで次のステップに進めない」
健康で調子が良いときは、こんな風にものごと考えていたかもしれません。
でもこれって現実を直視できていなくて、本当はすごく辛かったり、痛かったりするのに我慢していたのかもと。
正直、考えもしなかった発想ですが自分が子供の頃の事を思うと、、、
辛いこと ⇒ 辛くない(こんなことで挫けていた立派な大人になれない)
痛いこと ⇒ 泣くんじゃない、痛くない(こんなことでは大人になってもっとつらいこと、痛いことがあるんだぞ)
という「おまじない」を吹き込まれていました。
つまり、辛いことは割り引いて大したことないように感じるように教育されていたのです。
そう捉えれば、苦しみから身を守るように脳が考えてくれて、この先辛いことがあってもヘッチャラになる、って思考かと思います。
部活動なんかでもそうですよね。でもスポーツって根拠があってそうしてる気がします。
さて、自分はどうだったろうか。
本に載っていたセラピーを使ってみます。
*大草原の中に一軒の建物が見える。中に入るとテーブルがあり、一冊のアルバムが置いてある。そのアルバムには自分の名前が書いてある。そっと開けてみる。すると子供の頃の写真が何枚か貼ってある。その中のある1枚の写真に目が止まる。その写真を剥がす*
さぁどんな写真がアルバムにはあったか。
旅行に行った写真。幼稚園の運動会やお遊戯会。七五三の写真。入学式や卒園式。いっぱいあるじゃないかと。
別の自分から自分を見る練習です。
何枚かの写真の自分を良く観察してみます。
顔がコワバッている。
なんでコワバッているんだろう。その時の自分に話しかけてみる。
おじいちゃんが「お前はXXだからもっとXXXXしないといけない。」
お父さんが「お前のような根性では、何をやっても通用しない」
なんて言われて、
それでもって物置小屋に閉じ込められたり、「裸足で遠い場所から走って家まで帰ってこい 」なんて言われて根性鍛えられたりしていた。
おもちゃを真っ二つに割られて怒られたっけか。
きっと自分は怒られるようなことしたんでしょうね。怖い。
なんか悲しいです。
冷静にみて、今の自分が子供に同じとこをする可能性はあります。
このように育てられたのだからです。
でも別の自分から子供のときの自分をみると、可哀そうで堪りません。
まさに必死だったと思います。ストレスMAXで、緊張状態、不安状態にいたと推測します。
待てよ、それって今の自分ではないか?
ここまで気が付きました。