龍さまのお気持ち。

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心の定年について

不定期の妄想エントリーシリーズです。

40歳は惑う。
AERAの表紙を見ました。
自分も後数年で40歳になります。
40歳と言えば、人生の折り返し地点とも言われています。
22歳から社会人になり、はや十数年間。
転職も同世代よりは多かったように思います。
特に20代の時期は、安定していませんでした。その時その時のベストチョイスをしてきたつもりです。
安定しなかったかわりに、エキサイティングな環境に身を置くことが出来ました。
人よりは、経験値が付いた時期かもしれません。

20代後半、今の会社に転職しました。
ここでは、今までの経験を生かし更に上の仕事を出来るようになりました。
プロジェクトを回したり、部下の指導をしたり、会社でも中堅と呼ばれるようになりました。
このいる意味、ノリノリの時期に家を買ったりと大きな決断をし、背負うものが大きくなってきました。
30代中盤までは、出世も経験しました。単身赴任も経験しました。

でも、30半ば以降急速に、疎外感と虚無感が襲ってきました。

自分はこのままで良いのか、この仕事はこの会社内でしか通用しないのではないか、出世しても楽しそうじゃないな、夢を語る経営者はいないのか、とかいろいろな感情が湧いて来ました。

これって、心の定年なんじゃないかと思い始めました。

自分のキャリアの棚卸をすべき時期かもしれません。

人生折り返し地点、春夏秋冬で言えば、春と夏を過ぎようとしている時期でしょうか。

社会環境も、今まで常識は通用しないようになっていました。年功序列は当然のように姿を消し、終身雇用なんて、入社した時点であるとは思っていませんでした。

毎日が退屈な繰り返しになりました。何故か、20代の頃のエキサイティングな環境で自分が成長を感じられる日々が懐かしくなり、今の環境が急速に嫌になりました。

何もしなければ、このまま中途半端な気持ちで生きて行くこともできます。
でも、何か豊かさが欠けているのです。

もう一度、言いようの無い充実を求めるようになりました。

2014年は人生二毛作の前半が終わる年にしようと決めました。